アロエは「医者いらず」として健康や美容に、古くから一般家庭でも重宝され親しまれてきました。
アロエを飲用としてジュースや食用では最近は美容食として人気です、外用などに利用する健康法は古くから行われていますがこれには主にキダチアロエやアロエベラがよく用いられています。
アロエは多肉植物で、高濃度の抗酸化物質、殺菌作用物質、食物繊維、タンパク質、
ビタミンA,B,C,Eを含み、多肉部分には豊富な多糖体とミネラルを含んでいます。
医師いらずと知られるだけあって、アロエには様々な働きがあります。
保湿・美肌効果があるので化粧品にも多く利用されています。
●便秘解消に
アロエの成分の”アロイン”や”アロエエモジン”には、腸の粘膜を刺激して排泄を助 ける働きがあります。
●高血圧・血圧降下に
アロエには血管を柔軟にし、血管の壁にへばりついている塩分やコレステロール、また 中性脂肪などを取り除く効果が認められています。
●糖尿病・血糖値降下に
アロエの"アルボラン"(AとB)には、血糖降下作用が認められています。
●二日酔いに
アロエに含まれる"アロエエモジン"には、アセドアルデヒドを分解する解毒作用があり 肝臓を補助します。
●胃痛に
アロエの成分の”アロイン”や”アロエエモジン”は苦味の成分で健胃作用があり、ま たゼリー状の多糖体が胃や十二指腸にできた潰瘍の表面に膜を作り、刺激から粘膜を守 り痛みを和らげます。
●ガン に
免疫力を高め、ガンを防ぎ、アロクチンAに抗ガン作用がある
●鼻炎・花粉・蓄膿症 に
アロエチンが粘膜の炎症を抑える効果があります。
●肩こりや腰痛の改善ニ
アロエマンナンが血行を促進します。
●頭痛 に
アロインが脳血管を活性化することにより、頭痛を抑える
●アロエを塗ると
打ち身・捻挫 患部の熱を取り、炎症を鎮める
●その他に
やけど、ひび・あかぎれ、虫刺され、切り傷などにも効果があります。
アロエ酒 の作り方
材料
・ アロエ 200g
・ ホワイトリカー 800ml
作り方
(1) アロエは水洗いして水気をふき取ります。
(2) 小さいものはそのまま、大きいものは適当な大きさに切ってビンに入れ、ホワイト リカーを注ぎます。
(3) 1ヶ月目から飲めますが、3ヶ月ほど熟成させると苦みが落ち着いてきます。
用途
お好みで炭酸水、レモン汁、ガムシロップをブレンドすると、食前酒として楽しめま す。
一般的には日本ではキダチアロエやアロエベラですがアロエベラの方が生長しても1mに満たない大きさなので家庭向きです。
1鉢常備薬として用意すると良いですね、暖かくなってくると、秋口の終わり位まで販売しています。
値段は400〜800円前後で購入出来ます。
選び方は太く短い茎で、トゲが鋭くて硬く葉っぱも厚くて大きい弾力性のある物を選びましょう。